いよいよ今週末に控えた秋の3連休ですが・・・。
あいにくの台風接近で天気もまだはっきりしませんが
関東甲信地方にあまり影響が出ない事を祈るばかりです。
さて前回の投稿の続きとなります秋の味覚『栗拾い』の最新情報です!
まずは現在の栗林の様子がこちら↓
画像では分かりずらいのですが、平年のこの時期に比べると栗の実が全体的に小さくて少し遅れ気味です。
前回の投稿でもお伝えしていましたが、本来は樹上で完熟してイガが割れた状態で落ちてくるのですが
今年は夏頃から未完熟のまま落下するものが多く、下の写真でも分かります様に割れて落ちたものも
平年の6割ほどの大きさで、栗の実もやはり小さいものが目立っています。
拾ったものを試しにいくつか茹でて食べてみましたが、まだ完全に熟していないためか
甘さが足りず美味しい栗になるにはもう少し時間が掛かりそうですが
3連休には多少栗拾いもお楽しみに頂けるのではないかと思います。
そこで栗拾い時のワンポイントをご紹介します。
落ちた栗はどれでも食べられそうに見えますが、すべて食べられる訳ではありません。
下の写真をまずはご覧ください。
4つの栗の実が並んでいますが、この中で食べられる栗はいくつあるでしょうか?
答えは2つです。
左端と右から2番目はいずれも虫食いによる穴が空いています。
右端と左から2番目は虫食いはないので食べられますがこの2つも多少違いがあります。
落ち立ての新鮮な栗は表面に光沢や艶がありますが、落ちてから時間が経過すると
次第に鮮度が落ちて、表面に艶がなくなります。
ですのでこの4つの栗の中では左から2番目の栗が一番お薦めとなります。
場内にある栗の木はいずれも無農薬で毎年実が付きますので
栽培された栗に比べると虫食いなど安定した品質のものは少なくなってしまいますが
秋の里山の恵み本来の味を楽しんで頂けたらと思います。
明日はこの栗を使って毎年恒例の『渋皮煮』を作ってみよう!