新緑の春真っ盛りです!
先週、今週と絶好のキャンプ日和なのにお客さんは少なくてこの清々しさを
独り占めしているのが何だかとってももったいない今日この頃・・・。
今日はNPOの主催による植樹祭が平見城地区で行われるという事で参加してきました。
今回植樹の会場となった場所は曲岳(まがりだけ)の麓に位置する標高1,200m
の山林で山あいからは甲府盆地や釜無川などが眺望できるとっても眺めのいい所です。
冒頭開会式で森林組合の組合長さんが、『この場所には昔サンショウウオが生息してただよ』と。
ただ現在は森林の荒廃や周辺の環境の変化などで姿を見かけなくなってしまった様です。
また『ここだけの話』という事で参加した方だけに秘密の情報も教えてくれました。
実はその昔、甲斐の武将”武田信玄”がこの地に埋蔵金を埋めたという言い伝えがあるそうなんです。
詳しい事はこれ以上言えませんが・・・何ともロマンのある話ですね。(^_^)
今回植樹する場所は民有林で80年ほど前に植えられた檜などがすでに伐採された後になっていて
今回の植樹ではケヤキとクリなどの広葉樹の苗を1,000本植樹し1本1本に番号が振られ
森林再生や水源保全などに賛同された企業や都会の方々の記念樹として今後10年間管理していき
記念樹のオーナーとなった都会の方々がその成長過程を見に現地へ足を運ぶ事で、地元の人達と
交流を深める事が本来の目的でもあるとNPOの方が言っておられました。
開会式の後はじめに森林組合の方から植樹のレクチャーがあり、苗の植え方や向きなどを教えてもらって
いよいよ植樹していきます。参加者は地元の高校生や森林組合の方など総勢70名ほどで1,000本
の苗木を1人当たり15本ほどの植樹を目標に1本1本丁寧に植えていきました。
今日は天気も良く汗ばむくらいの陽気でしたが何とかノルマはクリアして約2時間ほどで作業終了。
その後スタッフの方が用意してくれた甲州ワインビーフやなめこ汁など昼食を食べて解散となりました。
今回こうしたイベントへの参加は初めてでしたが、本来なら地元から都会の方々へ発信していかなければ
ならない催しなのに市町村や森林組合など多くの人々と連携して交流の輪を広げていく行動力とその
フットワークは僕たちも見習わなければいけないな~と感心しちゃいました。
僕たちが皆さんに発信していける事はな何だろうか考えるきっかけになるイベントでした。