9月に入って気候的にも少しは過ごし易くなって来たでしょうか??
7月の長梅雨と8月の猛暑は県内の特産品である『ぶどう』にも多少影響が出ている様で
先日テレビのニュースでも『晩腐病(ばんぷびょう)』といって
ぶどうの花が咲く6月から7月にかけて感染し、実が太りはじめ
糖度が上がる収穫期に発病する実が腐る病気が発生しているそうです。
9月から10月にかけてベストシーズンを迎える県内のぶどう農家さんや
観光ぶどう園さんにはコロナと合わせて何とも悩ましい問題になりそうです。
そんなぶどうと同じく秋の味覚のひとつである『栗』にもやはり影響が出ています。
キャンプ場内にある栗林の栗も例年なら沢山の実を付けている時期ですが、
今年は完熟する前に実が落ちてしまうケースが頻発していて
雨不足によって実もあまり生育していない様に感じます。
原因は長梅雨や猛暑による雨不足もありますが、去年から県内全域で発生していた
毛虫の大発生も要因のひとつである様に思います。
栗には7~8年周期でクスサンといってヤママユガという蛾の毛虫が大量発生するのですが
それが昨年がピークで前後2年で合わせて3年程はその傾向が続くため
ちょうど若葉が青々しくなってきた6月~7月にかけてその葉っぱを食べつくしてしまい
生育期に十分に栄養が行き届かない事も原因のひとつにあると感じています。
とは言え木によっては沢山実がついているものもあるので、あとはこれから数週間で
収穫できる所まで順調に生育してくれるのかじっと待つほかありません。
例年なら9月の連休頃には収穫でき、ご来場頂いた皆さんに秋の味覚を楽しんで
頂いていますので、今年も何とか栗拾いを楽しんで頂けるといいのですが・・・。
【追記】
9月の4連休中に栗拾いも何とか間に合い、皆さんに秋の味覚を楽しんで頂けました。
今週末の26日もまだ実が樹上に残っていますので栗拾いをお楽しみ頂けそうです!
ぜひ秋キャンプと合わせて里山の秋の味覚をお楽しみください。